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甲賀流忍術屋敷 (甲賀市)

甲賀流忍術屋敷は、甲賀忍者の筆頭である望月出雲守の忍者屋敷です。1487年に室町幕府が佐々木六角高頼討伐を行った時、甲賀忍者は佐々木六角氏を助け、幕府軍を苦しめたのが号が忍者です。奇襲攻撃を中心に神出鬼没な奇襲攻撃が中心でした。その高い戦術や戦闘能力を買われ、戦国時代は数多くの戦国大名を影から支えてきました。

滋賀県の甲賀地方は、古くから巨木が多い上に京都に近く、古都に集う最高水準の建築技術を利用し家屋が建てられてきました。その高い建築技術と合理的な忍者思考が合わさり、様々なからくりを施して造られた屋敷が甲賀流忍術屋敷です。戦の無くなった江戸時代に造られました。

豊臣秀吉から改易処分を受けたり、活躍の場を失い始めると、甲賀忍者軍団は不遇の時代を迎え、甲賀忍者筆頭の望月氏が自分の身を守らなければならなかったからです。

明治時代に忍者の末裔が創業した近江製薬会社が所有しており、内部を見ることができます。外観は一階建の古民家ですが、内部に入ると三階建てになっています。天井に、かくし梯子があり、天上の上の中二階は隠し部屋になっています。追手から逃れるために使われたとされ、1.1~1.5メートルの高さです。追手の武士達が刀を振り上げたり振り回せない構造です。忍者の刀は刀身が短いことを利用しています。三階には中二階から上がるようになっており、縄梯子を使えば一階まで降りることもできます。

中二階の格子窓は忍者の見張り窓と呼ばれています。格子が一本外れるようになっており、これを外して一階へ降りることができます。襖の奥や壁の戸は、どんでん返しになっています。力を加えると回転する仕組みです。普通の襖や壁に見えるため、消えたような錯覚を起こします。

床には、深さ3メートルの落とし穴の仕掛けもあります。落とし穴は建物全体の地下通路になっており屋外へ出る抜け道の役目も持っています。開くように見えない窓もからくり窓になっており、網戸と壁の間に紙を一枚差し込めばスライドして窓が開きます。

その他にも、昔の忍者の生活用品や使われていた手裏剣などが展示しています。屋敷の瓦には至る所に望月家の家紋である九曜紋が使われています。

古来の日本忍者屋敷の中で、唯一現存す屋敷です。三重県との県境にあり、伊賀忍者の里として有名な三重伊賀市と隣接しています。2009年に開設された新名神高速道路の甲南インターチェンジから車で3分の位置にあります。

 

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